2015年11月28日土曜日

AEON MALL Longbien 視察紀

どうも野良猫です。 ハノイも寒くなってきました。昨日今日と15度ほど。先週が25度前後だったので、1週間で10度下がった事になります。 半袖の季節からスーツの上着を着ていても寒く感じます。 私事ですが仕事で建設業をやっているのでベトナムの建物の構造について触れることがあります。 ハノイの冬は10度ほどの気温になる事もあれば、湿度が80%を超える事もあり、夏になれば気温が40度を超えることもあります。 それにも関わらず高層ビルやマンション以外は基本的にレンガ積みの建物です。 床(天井)だけは鉄筋を組みますが断熱材などの居住者の快適性を考えた建物がありません。 そのため、冬は足元から来る寒さが厳しく、湿度がきつい季節はスーツがカビるほどの湿気となります。夏は室内でも窓が無ければ建物ごと暖められます。 何についても遅れている感を感じざるを得ません。 余談が長くなりましたが、10月末にオープンしたAEON...
Read More

2015年10月30日金曜日

貧困解決に向けて

どうも野良猫です。 日本では秋でしょうか。紅葉も終わり冬に向けていろいろと準備をされている事と思います。 ハノイはまだ夏です。11月に入ると大雨が降り続き、12月に入れば一気に気温が下がりロンドンに比喩される霧雨と10度前後の気温の季節へ突入します。 個人的にはこのハノイの冬が一番嫌いです。 さて、今回はベトナムの話題ではなく、いまNPで話題になっている一人親家庭の支援について書きたいと思います。 私個人について書くとこの分野については素人同然ですが、大学時代にタイの農村地域を支援する学生団体に所属し開発学やNGO論、百マス計算をタイでやる支援に関わっていました。 そんな素人の野良猫が話題のトピックに切り込みたいと思います。 NPにはNGOの方や国際機関に所属されている方、実際の支援の現場にいる方などがいるので専門的な議論は、そのような方々に託したいと思います。 私は誰もいない場所で、誰も叫ばない所でニャーと一声鳴くだけです。 それが世界を変えるきっかけとなると願いながら。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ まず論点整理です。 一人親支援の目的は何でしょうか。 一人親の貧困が問題だ、母子家庭の存在が問題だ、いろいろあると思います。 ただ突き詰めると一つの事が問題です。 「日本の貧困解決」がこの議論のあるべき問題意識です。 漠然としていて分からないでしょうか? いいえ。私たちの生きるこの世界にはこの分野のノウハウが数十年に渡って存在しています。 それはNGOや国連、国際機関などがずーっとやってきた途上国支援の中で生み出されてきました。 障害を持つ人への支援。 いわゆるクズ親の支援。 DV家庭への支援。 孤児への支援。 学習支援。。。 既に多くの人が実地で研究し実績が存在します。 これらの経験は一国で行われた事ではなく、サブサハラ(サハラ砂漠以南の地域)や近場だと北部タイ・東北部タイでの支援など東南アジアの他国でも多く存在します。 日本の支援者はこういう研究を学び、日本人の支援へ活かして欲しいと思います。 素晴らしい方々の残されたモノの中で私は、支援のあり方について指摘をしたいと思います。 既にコメントで書いていますが、制限があったので、ここでまとめたいと思います。 ところで、最近は川端さんのタイカントリレポートが熱いですね。 是非読んで欲しいです。 https://newspicks.com/user/9219/ 連載の中でもコメントさせてもらいましたが、タイ文学の「インモラル・アンリアル」には売春宿での話を仏教的な価値観で表現しているモノもあり大変興味深いです。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ さて、本題に入っていきます。 貧困問題を考える上で重要なのが貧困の鎖と言われる悪循環です。 下記に記載します。 ①親の貧困▶︎②子どもの教育への無理解▶︎③児童労働▶︎④子どもの教育機会の減少▶︎⑤子どもの低収入化▶︎⑥出産、①へ戻る・・・。以下ループ。 この鎖は世界の貧困の全てに共通します。 貧困解決の為には、この鎖の中の矢印を断ち切らなければなりません。 今回の一人親家庭への支援については①への支援と言えます。 一人親の貧困家庭への金銭支援を増額し、教育費用へ回してもらおうというのです。 これを「慈善型支援」と言います。 貧しい人に限って国が、社会保障として支援を行うのです。 これは決して新しい事ではなく大昔から存在する支援です。 例えば王族が貧しい人へ施しを行ったり、持てるモノが持たざるモノへ富の移転を行う事です。 聖書にもそういう話がありますね。2枚下着を持つ者は持たない者へ1枚あげなさいっていうやつです。 今回の騒動の中心にいる常見さんは、この上から目線に反感を持っているのだと思います。 そして同時にこの支援の形は人々の自尊心を傷付けかねませんし、自尊心の喪失を生み出し支援に依存をさせる可能性があります。 事実、アフリカでは支援に依存し自主的な活動ができなくなり、問題が悪化した事例が存在します。 貧困解決を目的にした支援としては悪手です。 これはあくまでも公的な社会保障として捉えるべきです。 年金や生活保護と同義のものです。 慈善型支援の次に生まれたのが「プロジェクト型支援」というものです。 これはお金だけだとどのように使われるか分からず貧困解決への効果が薄いという反省から生まれたものです。 いわば資本参加だけではなく経営にも参画する投資ファンドのようなものです。 貧困解決に繋がるモノやノウハウを提供しようというものです。 支援者のお金を使い、筆記具を買ったり教科書を用意したり、図書館を作ったり、学校を作ったりプロジェクトをもって支援しようというものです。 この支援への批判には有名なたとえ話があります。 それは「−00000000000000っp:」(猫が踏みました) ごっほん。 それは「魚を釣る為には釣り竿をあげるのではなく、釣り竿の作り方を教えるべき」 というものです。 釣り竿をあげても壊れてしまったら直せないし、必要な人が増えたら更に釣り竿を買ってこなければならなくなります。 これでは被支援者の自立ができません。 これもダメでした。 プロジェクト支援の次が「参加型開発」です。 参加型開発の最も有名な事例がグラミン銀行です。 ノーベル経済学賞を受賞したムハマド・ユヌスの作った銀行です。 グラミン銀行の特徴はマイクロクレジットという、既存の銀行が普通口座も作らせなかった貧困家庭へ口座を用意し、小規模の融資を行い、経営のアドバイスまで行うという銀行業務をBOP(ピラミッドの底という意味。社会階層の最も下の人々という意味)と呼ばれる人々へ拡げた事にあります。 プロピッカーの慎さんが特集記事を書いてらっしゃったビジネスです。 記事はこちら。 https://newspicks.com/user/9155/ 慎さんも書いてらっしゃいますが、マイクロクレジットは日本でも銀行が行うべき、普通の銀行業務です。 しかし、利益に対してコストが高く優秀な銀行員を使うだけのメリットが無いのでしょう。 日本では地方の信用金庫などが行っています。 https://www.google.com/search?q=%E4%BF%A1%E7%94%A8%E9%87%91%E5%BA%AB+%E5%B0%8F%E8%A6%8F%E6%A8%A1%E8%9E%8D%E8%B3%87&oq=%E4%BF%A1%E7%94%A8%E9%87%91%E5%BA%AB%E3%80%80%E5%B0%8F%E8%A6%8F%E6%A8%A1%E8%9E%8D%E8%B3%87&aqs=chrome..69i57.9975j0j7&sourceid=chrome&es_sm=119&ie=UTF-8 グラミン銀行がなぜ参加型開発なのか。 それは貧困解決の為のお金の支援を行うだけではなく、相互扶助組織を作ったり会計簿の作り方を教えたり、被支援者を支援全体へ巻き込んでいるからです。 これまでの慈善型支援やプロジェクト型支援では、支援者が主体で被支援者が客体でした。 しかし参加型開発では互いが主体であり、支援者は新たな気付きを得られたり、被支援者は主体性をもって自らの生活を豊かにする事ができます。 参加型開発では貧困解決の主目的のみならず人づくりも副目的として生まれるのです。 これがソーシャルビジネスと言われるビジネス形態としていまも持て囃されているモノの歴史的系譜となります。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ さて、NPにはマザーハウスの山崎さんがいらっしゃいます。 山崎さんがゼミ長をされていた竹中ゼミではトリクルダウン理論というのを学ばれていたはずです。 これはエリート教育をする事で、一部のエリートの利益が社会のピラミッドの中で下へ波及していくというトップダウンの理論です。 参加型開発はその対極に存在するボトムアップの考えです。 マザーハウスは貧困解決を主目的にされていない民間企業なので社会企業とは自称されていませんが、理念では貧困解決を目指されているかと思います。 マザーハウスの山口絵里子さんが有名になった時は田原総一郎が第二のホリエモンと言った事もありました。 https://www.youtube.com/watch?v=iRsDkuuhOx4 しかし、マザーハウスとホリエモンの目指しているモノは全く異なっています。 私は一人親の家庭への金銭支援に色気を持つ事は辞めてマザーハウスが目指している世界のようにビジネスの力を以て貧困解決を実現する日本の社会起業家が出てくる事を願ってやみません。 以上。 野良猫でした。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 欄外編 本日のベトナム美女 本日の美女はĐoàn...
Read More

2015年10月14日水曜日

国民国家論について

どうも野良猫です。本日2回目です。 前回の件については一件落着をしましたので、今回はちょっと真面目な事をつらつらと書いて参ります。 ちゃんと説明できるかについては、実は自信がありません。 なぜかというとすごく抽象的で、難しい話だからです。 でも、私達の日常に関わる事でアイデンティティに関わる事なので、とりあえず書いていきます。 なお、この分野に関わってくる人は社会科学の祖と呼ばれる人たちで全ての社会学系学問に影響を与えています。 それは経済学にしろ経営学にしろ同じですので、皆さんの日々の仕事のどこかで関わっているかもしれません。 今回も最後にベトナム美女を紹介しますので、そこまですっ飛ばして頂いてもかまいません。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ まず国民国家論についての定義を確認します。 社会学の論文ではまず定義を固めるのでそれに倣います。そうしないと言葉の捉え方で齟齬が出てきてしまうからです。 日本大百科全書より一部抜粋。参照先はこちら。 17世紀のイギリス市民革命、18世紀のフランス革命にみられるように、絶対王制に対する批判として君主に代わって国民が主権者の位置につくことにより形成された近代国家、あるいはその近代国家をモデルとして形成された国家を指す。  国民国家は、国民の同質性を前提として統合された。国民という均質で固定された主体性の構築は、他方で雑種的でしかありえない言語や文化、またそこから逸脱する少数者に対して抑圧的、排他的な現実をつくり出した。社会科学や文化研究の領域では、どのような文化・政治的装置によって国民という均質的な「想像の共同体」が現れたのか、国民は歴史的な構築物であるにもかかわらず、なぜ言語や民族によって一定の過去、伝統、文化を保持するものとして自明視されたのか、なぜ国民の形成が人種主義や性差別、外国人恐怖、階級といった社会的な差別構造を伴うのかといった事柄を分析する作業が進められている。 1983年には、こうした国民国家論の嚆矢となる、ベネディクト・アンダーソンの『想像の共同体』Imagined...
Read More

匿名ユーザーに思うこと

どうも野良猫です。 昨晩のKaikeiさんのアマピッカー100人紹介記事は面白かったですね。 NewsPicksといういま注目のメディアで一人のユーザーが、ちょっとしたアイデアであれだけの場を作れるというのがNPの魅力です。 これからも野良ピッカーとしていろいろと皆さんの知的好奇心を刺激できるようなコメントと記事を書いていければと改めて思った次第です。 さて、今回は昨日辺りに勃発した歴史記事の炎上でのあるユーザーへの反論記事です。 個人名やコメント内容は記載しません。 個人攻撃をしたく無い事と、感情ではなくロジックで議論をしたいからです。 ただ、どの記事でいざこざがあったのかは下記に記載致します。 ...
Read More

2015年9月30日水曜日

文化についての捉え方

野良猫です。ベトナムからこんにちは。 急な事務作業の傍ら、息抜きを兼ねてブログ更新致します。 昨日の猫食文化にはいろいろな反応があり書いた人間としては嬉しかったです。 読んで頂いて有難う御座いました。 さて、私は立命館アジア太平洋大学で言語文化(文化研究や思想研究など)と経営学を学んだ人間で、学問的には特殊な人間です。 ベトナムに来てから、現地企業に勤め始めてから、なお一層ビジネスの世界において文化に対する理解が必要だという事を感じております。 今回は猫食文化を題材に文化についての捉え方を学問的にざっくりとお伝えしたいと思います。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ まず猫食という事について2種類の反応が予想されます。 コメント欄でもはっきりとは表現されませんでしたが読み取ることができます。 1.拒絶 2.理解 猫というのは人間にとって最も近いパートナーであります。 いくら物理的に食べる事ができるといっても人間が人間を食べる事がカニバリズムとして忌避されているのと同様に、パートナーを食べるという事に生理的な拒否反応が出ることは自然な反応です。 また一方で、異国の文化であり何かしらの理由があり伝統的に食べているのだという消極的な肯定というのも世界の情報が簡単に手に入る現代においては自然な事です。 これらは、文化研究的には2つの主義思想に分けることができます。 1.拒絶:自文化中心主義(エスノセントリズム) 2.理解:文化相対主義(カルチュラルリラティビズム) 1.は自分の育ってきたエスニック集団(族群)、民族、人種の文化を基準として他の文化を否定的に判断したり、低く評価したりする態度や思想のこと。 (https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%8E%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%BA%E3%83%A0) 2.は全ての文化は優劣で比べるものではなく対等であるとし、ある社会の文化の洗練さはその外部の社会の尺度によって測ることはできないという倫理的な態度と、自文化の枠組みを相対化した上で、異文化の枠組みをその文化的事象が執り行われる相手側の価値観を理解し、その文化、社会のありのままの姿をよりよく理解しようとする方法論的態度からなる。 (https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%87%E5%8C%96%E7%9B%B8%E5%AF%BE%E4%B8%BB%E7%BE%A9) 一見すれば2.の方が理想的で、NPのコメント欄もそのような傾向があったかと思います。 しかし、実はこの文化相対主義こそが、最終的には1.の自文化中心主義を生み出すという批判があります。また、2.が人種隔離政策を生み出したという批判もあります。 例えば、猫食文化を持つ人と猫食文化を持たない人が同じ社会で生活をしたとします。 互いに互いの文化を理解し、相対化した態度を取ったとします。 そうなると、最終的には棲み分けが発生し、「この町では猫を食べる事ができるが、この町では罰則が与えられます」という事になります。 そして猫食をする人が社会的多数派となれば、当然猫食ができる地域を増やす行動に動くでしょうから、猫食をしない人が隔離されるような事態になります。 実はこの文化相対主義こそがアパルトヘイトの原因ともいえる思想なんです。 参考にしたサイト 「文化が違うから分ければよい」のか――アパルトヘイトと差異の承認の政治 亀井伸孝...
Read More

2015年9月29日火曜日

ベトナムの猫食文化

ご無沙汰しております。野良猫です。 前回公言していたベトナムの小売市場についてはただいまリサーチ中で御座います。 しばしお待ちください。 さて、今回はベトナムの猫食文化について。 NPといえば”猫”ですから、最も相性の悪いテーマであります。 NP内の不良猫が集まるNyas paperから取材を受けた事もありますが、いまだ掲載されていない所をみると見送りにされたのでしょう。 それくらい理解が難しい文化であります。 ベトナム語で猫肉屋さんは”Thit meo”。 さぁ、Google画像検索をしてみましょう。 【激閲覧注意】 https://www.google.com/search?q=Thit+meo&es_sm=122&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0CAcQ_AUoAWoVChMIoMy3xvabyAIVJyGmCh1hEwh8&biw=1366&bih=643 一見普通の料理に見えますが猫です。 下の方はより過激です。 この猫食文化は中国から伝わった文化で、より中国文化の影響が根深い北部でよく見られる光景です。 ハノイ市内にも焼き豚ならぬ焼き犬や焼き猫が見られます。 私は食べた事はありませんし今後も一切興味がありませんが、こういう世界もあるという事ですね。 食べられないように我が家の猫様は完全室内外、外出の際は私が必ず抱っこをしていくようにしています。 ちなみに猫食文化はアジア圏だけではなく欧米にも存在している(いた)様です。 Wikipediaより引用。 (引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8C%AB%E9%A3%9F%E6%96%87%E5%8C%96...
Read More

2015年9月4日金曜日

ビジネスの種は歴史にあり!

野良猫です。 ハノイは3日ほど前から雨が続いております。 元々、いまの時期は雨季ですのでやっとこさの雨といったところです。 ハノイが東南アジアではなく東アジアといわれる所以がこの雨です。 ハノイは湿地帯にあり近くを紅川(ホン川、Red River)が流れ、タイ湖、ホアンキエム湖など有名な湖もある水と緑が豊かな都市です。 しかし、ハノイから雨雲できるといわれるほどハノイ中心部のみが大雨が振るという事もしばしばあります。(本当に) 上述の紅川を渡るとさっきまでの大雨が嘘だったように晴れてたり。。 この湿度の高い気候が、レンガ造りの町の建物を蝕みます。 ハノイの築10年のビルは日本でいう築数十年レベルの劣化を見せ、すぐに価値が落ちたり、補修が必要になってきます。 また、町の上下水道のインフラが整っておらず大雨が降れば通りが川になったりします。 この辺りは東南アジア共通です。 本当はハノイの通りの写真をお見せできればいいのですが、雨続きなので今回は少し違った視点からアジアを見たいと思います。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 今回、ご紹介するのは”地図が作ったタイ”というトンチャイ・ウイニッチャクンというタイ人学者が書いた本です。 国民国家としてのタイはどのように形成され、制度化されていったのかというのを非常に簡潔に纏めています。 ナショナリズム研究大家のベネディクト・アンダーソンもこの本を参考に改訂版を出したといわれています。 この本で衝撃的だったのは地図によって、”こっちに住んでいる人はタイ人、あっちに住んでいる人はタイ人じゃない”という線引きがなされたのではという点です。 難しいアカデミックな議論はプロの方々にお任せしますが、タイ好きの私が更にアジアに嵌るきっかけをつくってくれた本でもあります。 ちなみに、このブログの第2弾ではベトナムの歴史に触れましたが東南アジアの国々は総じて若く、数十年、数百年前の歴史があまり学ばれていない事もあります。 例えばベトナムでは漢字で書かれた文献を普通のベトナム人は読めない。 お寺に書かれた漢字は日本と同じ漢字なので日本人は読めるが、ベトナム人は読めない。 日越国交樹立40周年の記念ドラマ「~The...
Read More

2015年9月2日水曜日

海外に出るという事 -失敗を許容する優しさ-

不良猫のブログ第三弾です。 前回は歴史から振り替える中国との関係と、ベトナムらしさをお伝えいたしました。 さて、今回はkobayashi junyaさんのコメントにお応えいたします。 ベトナム建国70周年企画(いま作った)の後編です。 ちなみに本日は建国70周年のイベント真っ最中です。 テレビでは広場で行われるパレードが映っています。 その姿はまさに共産主義を思わせるもので、ベトナムがそういう国だった事を思い起こさせてくれる良い機会です。 定番はこの曲らしいです。 正式なPVはこちら。 そう伝説の深夜番組の「水曜どうでしょう」のベトナム南北横断カブの旅で通訳のニャンさんが歌ってくれた曲です。 ホーチミン師という歌です。 外からずっと聞こえてきます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ kobayashi...
Read More